カープは転売を黙認している
広島の街を歩けば店からはカープの歌、スーパーではカープデザインのフェア
テレビラジオは毎日カープコーナーに時間が割かれる。それもオンシーズンのスポーツよりもオフのカープの方が。
アンチカープとバレると取り囲まれ、罵声を浴びせられ、村八分にあう。
少し(?)大袈裟に書きましたが、広島では、まるで宗教都市のように当たり前にカープがそこには存在しています。広島で生活する限り、家から出るので有れば、カープを避けることは不可避とも言えるくらいに広島でのカープ人気は高いです。
しかし、それもここ数年から。カープ5位、横浜6位と安定していた時代は、市民球場はガラガラ、マツダスタジアムができても、当日券で内野自由に座れたくらいに落ち着いていました。
カープ人気については別の記事で考察したいと思いますが、ここからがこの記事の本題。
カープのチケットの販売方法についてです。
カープはチケットを抽選販売にして、シーズン全試合分をまとめて販売します。
しかし、抽選販売だの何だの言っても、カープは球団として転売を黙認しています。このご時世の興行とは思えません。
その根拠なのですが、単純に、この月の試合のチケットは何日に発売、というふうにすればいいわけですよ。(サンフレはそうですよね。)
なぜカープはそうしないのか。
- 競争を煽ってチケットを全て売りさばきたい
- 消化試合の分も売り払いたい
主な2点はこうじゃないかと思います。
1については、今のカープ人気は本当に空前のカープブームによって成立しています。無論、カープの戦績が好調というのもあるでしょうが、前述したように、メディア露出も異常に多いです。
しかし、広島市民はスポーツ熱が高いと言っても、熱しやすくて冷めやすい。ある意味で薄情です。
これはTwitterで拾った画像です。(ソースは分かり次第加筆します。)
J1のチームの戦績による動員の増減が大きいランキングです。
サンフレの動員の悪さはいろいろな要因があるので難しいのですが、
カープが弱かった頃もスタジアムはスカスカでしたよね。ちなみにスタジアムの立地条件が良いのに。
強くなった途端に急にうじゃうじゃ湧いてきましたよね。カープ女子とやらも。
ライト層が多いのは結構ですが、もしカープの戦績が悪くなったら、今のカープ人気はどうなるのか。
それを考えたら、シーズン全試合分を先に売って、後は見て見ぬフリ。
カープ球団の気持ちもわかります。
2の理由については、単純に優勝が決まった後の消化試合のチケットも、開幕前にまとめて売れば、ほぼ完売させることができる。これも球団の気持ちわかります。
カープも商売なんですよ。貧乏球団はとっくの昔の話。今は普通に黒字ですよ。金の味を知ってしまったんですよ。
だから、カープは転売黙認でチケットを売り切るような販売方法をとるのです。
広島は遊びに行くところがなさすぎて、カープに流れているという、広島独特の残念な事情も分かるのですが、地元スポーツチームのチケット買うのにこんなに並ぶのは流石に異常ですよ。もはや聖地メッカへの巡礼。
そんなにスポーツ熱が高いなら
見に行こうよ‼️私はそう言いたい。
スポーツ王国広島は野球王国になってしまったのか?
カープが昔からあったのはわかるが、昨今はまるで独裁のようになっている。
カープ以外のスポーツがどこまで頑張れるか。広島のスポーツ王国としてのポテンシャルに期待。
余談ですが、皆さんオリンピックやアジア大会で、普段見もしないスポーツの代表選手とかチームに熱く応援してるじゃないですか。あれは日本人独特みたいですね。日本人はいろいろなスポーツを楽しむ人たちなんですよ。
メディアが野球一辺倒なのは本当に他のスポーツを殺している。
バスケ男子W杯出場決定した時、選手や関係者が皆んな「メディアの皆さんはこれを大きく報道してください!」と言っていた。この事実はもっと深く考えなければならないこと。
広島ではどうだ?
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